ブラジュロンヌ子爵
Blurb
『ブラジュロンヌ子爵』は、アレクサンドル・デュマ・ペールによる長編小説。フランスの新聞紙、『シエークル』において1847年10月20日から1850年1月12日まで連載された。『ダルタニャン物語』三部作の最終作にあたる。1660年、チャールズ2世の王政復古からダルタニャンが戦死するまでを描く。第二部『二十年後』からさらに十年後の物語である事から、『十年後』の副題がついている。内容的には、『三銃士』と『二十年後』を合わせたよりも『ブラジュロンヌ子爵』単体の方が分量が多い。タイトルのとおり、主人公はダルタニャンでなく、アトスの息子・ブラジュロンヌ子爵ラウルという設定になっているが、実質的な主役は依然としてダルタニャンと三銃士達である。
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