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ヘイムスクリングラは、1220年代か1230年代初頭にアイスランドのストゥルラの息子スノッリが編集したと言われているノルウェーの王のサガ集の総称である。 この題名はのちに「ユングリング家のサガ」の冒頭の語からつけられたとされている。スノッリによる序文に続いて、スウェーデンの伝説上の王家であるユングリング家に始まる16編のサガで構成される。 神代の物語から始まって10世紀、11世紀を経て12世紀の歴史で終わる。
アイスランドの国章は、このヘイムスクリングラのサガに由来する。 13世紀にアイスランドで書かれた『ヘイムスクリングラ』にある、昔デンマーク国王ハラルド・ゴルムスソンがアイスランドを征服するために魔術師をアイスランドに派遣したところ、アイスランドの各方角にこの4体が存在していて征服をあきらめざるを得なかった、という伝承に基づいている。東をドラゴン、北を鳥、西を雄牛、南を巨人が守護するとされている。

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