天路歴程

Speculative fiction by ジョン・バニヤン

Blurb

『天路歴程』は、イギリスのジョン・バニヤンによる寓意物語。
プロテスタント世界で最も多く読まれた宗教書とされ、特にアメリカへ移住したピューリタンへ与えた影響は『若草物語』にも見える。
"City of Destruction"に住んでいたChristianという男が、「虚栄の市」や破壊者アポルオンとの死闘など様々な困難な通り抜けて、「天の都」にたどり着くまでの旅の記録の体裁をとっている。
この旅はキリスト者が人生において経験する葛藤や苦難、そして理想的なキリスト者の姿へと近づいていくその過程を寓意したものであり、登場人物や場所の名前、性質などは、それらのキリスト教的な人生観・世界観に基づくものになっている。
日本語訳は
「天路歴程」
「天路歴程」
「天路歴程物語~危険な旅」
「天の都をさして」
などがある。 なお「天路歴程」の題名は、19世紀に先行した漢文訳を受け継いだもの。

First Published

1678

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