狂気の歴史

by ミシェル・フーコー

Blurb

『狂気の歴史』とは西欧の歴史において狂気を扱った思想、制度、芸術などについて考察したミシェル・フーコーの著作。フランス語の教師をしていたスウェーデンのウプサラで書かれたが、「監禁」についてのこの論考は危険な書物とみなされ、完成後まもなくフーコーはフランスへと帰国することになる。「狂気の歴史」は博士論文としての審査をうけたのち、バルトやブランショ、ブローデルといった当時一流の知識人たちの推薦をうけて1963年にガリマール書店から再刊された。

First Published

1964

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