Sacred Writings - Confucianism: The Analects of Confucius

by 孔子

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『論語』とは、孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物である。『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の1つに数えられる。
四書のひとつである『孟子』はその言行の主の名が書名であるが、『論語』の書名が『論語』であるその由来は明らかでない。
別名、「倫語」、「輪語」、「円珠経」とも言う。これは、六朝時代の学者、皇侃の著作『論語義疏』によると、漢代の鄭玄という学者が論語を以て世務を経綸することが出来る書物だと言った所から、「倫語」という語が出現し、又その説く所は円転極まりないこと車輪の如しというので、「輪語」というと注釈し、「円珠経」については鏡を引用して、鏡はいくら大きくても一面しか照らし出さないが、珠は一寸四方の小さいものでも上下四方を照らすものであり、諸家の学説は鏡の如きもので一面しか照らさないが、論語は正に円通極まりないものである、という所から「円珠経」と言うと説かれている。

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