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L・M・モンゴメリ

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『アンの友達』は、カナダの作家L・M・モンゴメリが1911年に出版した短編集の日本語訳のタイトル。モンゴメリは短編集の出版を希望するボストンのページ社の求めに応じ、短編作品のうち良作を選び、加筆・手直しして1冊の本にまとめられたのが本書である。「良いものは少ないと思う」と1911年1月17日の日記では卑下していたモンゴメリだったが、1936年8月21日の日記には「私は今日、Chronicles of Avonlea の "Old Lady Lloyd" と "Each in his Own Tongue" を読み返して泣いてしまいました。この本が出版されたとき何人かの批評家が "Each in his Own Tongue" …

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『アンの夢の家』は、カナダの作家L・M・モンゴメリが1917年に発表した『赤毛のアン』シリーズの第5作にあたる長編小説。前作の『アンの幸福』において、3年間のサマーサイド高校校長としての婚約時代を終えたアンとギルバートは晴れて結婚し、フォア・ウィンズという港村で所帯を持つ。そこで新たな隣人たちとの交流や、誕生と死を経験する。執筆順としては、第3作にあたる『アンの愛情』の次に書かれているため、時系列的に前作にあたる第4作『アンの幸福』でのレベッカー・デューなどの新登場人物は現れない。アンの25~27歳時を描いている。 …

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『アンの幸福』は、カナダの作家L・M・モンゴメリが1936年に発表した長編小説。時系列的には同シリーズの第4作目にあたるが、第5作目以降が先に発行されており、後から挿入された形になっている。したがって、今作品の登場人物が登場するのは、時系列的には第6作にあたる『炉辺荘のアン』にのみである。大学を卒業し、サマーサイド高校校長となったアンと、医者を目指してレドモンドの医科で勉強中のギルバートの婚約時代を描く。ウェブスターの名作『あしながおじさん』のような手紙文学の形をかなりの部分で使用しており、興味深い。ただし、長期シリーズにおける弊害の一つである、主人公が育ちきってしまっている点は顕在化されており、読者の興味は第1作のようにアン自身に …

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『アンの青春』は、カナダの作家L・M・モンゴメリが1909年に発表した『赤毛のアン』の続編。16~18歳のアンを描いている。 …

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『アンをめぐる人々』は、カナダの作家L・M・モンゴメリによる、『アンの友達』の続編にあたる短編集。『アンの友達』を編纂する際に没にされた原稿を保管していた、ボストンの L.C. Page …

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『エミリーの求めるもの』はL・M・モンゴメリが1927年に発表したエミリー3部作の第3作。日本では村岡花子訳がこのタイトルで刊行されている。エミリーの求める作家としての成功と、思うに任せない恋の行方が描かれる。