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『時の娘』は、ジョセフィン・テイ作の長編推理小説。グラント警部シリーズの一作で、1951年に発表された。悪名高い15世紀のイングランド王リチャード3世の「犯罪」を、現代の警察官が探究する。テイは本書出版後間もなく没しており、本作が作者存命中に出版された遺作となった。
テイの代表作と呼ばれる本作は、探偵役が歴史上の謎を解き明かす歴史ミステリの名作として、またベッド・ディテクティヴの嚆矢的作品として知られ、高木彬光の『成吉思汗の秘密』や『邪馬台国の秘密』、『古代天皇の秘密』などに影響を与えた。日本語版の翻訳権は早川書房が独占所有する。
First Published
1951
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Iglika
iuzuizizo
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Iglika
I really like this book!
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