計算機プログラムの構造と解釈

Textbook by ジェラルド・ジェイ・サスマン, Harold Abelson

Blurb

『計算機プログラムの構造と解釈』は、1985年にMIT出版から刊行された、計算機科学分野の古典的な教科書。著者はマサチューセッツ工科大学 の教授ハル・アベルソンとジェラルド・ジェイ・サスマン、ジェラルドの妻ジュリー・サスマン。かつてMITコンピュータ科学科の6.001として知られるプログラミングの入門講義で使われていた。また、その他の学校でも、教科書として使われてきた。現在は第2版で、計算機科学の古典として広く認められている。
表紙に魔術師が描かれているため魔術師本としても知られ、まれに表紙の色をとって紫本とも呼ばれる。
プログラミング言語LISPの方言Schemeが用いられ、抽象化、再帰、インタプリタ、メタ言語的抽象といった計算機科学の概念の真髄が説明されている。
第二版の日本語訳は2000年2月に発売され、2013年8月にピアソン桐原が撤退し絶版になり、2014年1月に訳者がHTML版を公開した。日本語訳を担当したのは、日本最初のハッカーとして知られる和田英一である。和田は一時MIT助教授であったため、著者の一人ジェラルド・サスマンとは知り合いである。全体的に訳が古めかしいという不評も一部にある。

First Published

1984

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