『大聖堂-果てしなき世界』は、ケン・フォレットによる歴史小説。『大聖堂』の続編にあたる。2007年に発表され、日本では2009年にソフトバンク文庫から戸田裕之訳により出版されている。 前作から約150年後の14世紀の前半、前作の舞台であるキングズブリッジを中心とした歴史小説。前作同様に王位継承から英仏百年戦争の開始、そしてペストの流行といった史実を背景に、架空の人物に歴史上の人物を絡ませる、前作と同様の群像劇であるが、前作よりもより主人公であるマーティンに焦点をあてている。 …
『大聖堂』は、ケン・フォレットによる歴史小説。1989年に発表され、日本では1991年に新潮文庫から矢野浩三郎訳により出版された。2005年にはソフトバンク文庫により再版されている。 12世紀中葉の史実を背景として、キングズブリッジという架空の町に建築される大聖堂を中心として展開される群像劇。ホワイトシップの遭難から始まる無政府時代からカンタベリー大司教トマス・ベケットの暗殺という半世紀の間が描かれている。 ロマネスク建築からゴシック建築へ移り変わる技術的な歴史も背景としている。キングズブリッジは実際のイングランドの町から名前をとっているが、作中のキングズブリッジは筆者の創作によるものである。 …
Picking up where Fall of Giants, the first novel in the extraordinary Century Trilogy, left off, Winter of the World follows its five interrelated families—American, German, Russian, English, and Welsh—through a time of enormous social, political, and economic turmoil, beginning with the rise of the Third Reich, …